FXチャートでは一目均衡表というものが大きな鍵となってきます。
ここでは「転換線」、「基準線」、「雲」という3つに注目してFXでの通貨売買取引をすることが大切です。
またFXチャートにおいてローソク足と雲の位置関係からトレンドを見ることも大切です。
その他大切なことは転換線と基準線の位置関係や遅行スパンの位置関係です。
これらの位置関係から為替相場を見ることができるからです。
一目均衡表の転換線、基準線、雲についてや、一目均衡表の見方についてのポイントをしっかりと抑えて、FX取引で上手に活用することが大切です。
FXチャートでの一目均衡表とは、日本初のテクニカル分析の方法として知られています。
一目均衡表は為替相場のバランスを見ることによってとらえることができるとされています。
すなわち時間的な概念に注目して、非常に難しい理論で作られたテクニカル指標となっており、見るべきポイントを抑えることが大切なのです。
一目均衡表の「転換線」「基準線」「雲」
FXチャートでの一目転換表には、転換線や基準線、先行スパン1や先行スパン2や遅行スパンという5つの線と、雲と呼ばれる帯があります。
一目転換表の指標の中で注目しなければいけないのが転換線と基準線と雲です。
FXチャートではこの3つの指標を見ることによって売買の様子が分かるのです。
一目転換表の指標の1つとして、雲とローソク足の位置関係があります。
一目均衡表の見方
FXチャートでの一目均衡表の見方は比較的簡単で、ローソク足が雲よりも上にあれば上昇トレンドで、雲よりも下にあれば下落トレンドであるといわれています。またこのローソク足が雲の中に入った状態であれば、トレンド転換ポイントの目安になります。
チャートにおいて、ローソク足が雲を下から上に突き抜けると上昇の目安です。
そして上から下に突き抜ければ下落の目安になります。
一目均衡表での雲の厚さは抵抗ラインを表しています。
雲の厚さが厚ければ相場の反転が難しいとされています。
したがって抵抗帯や指示帯と見なされてしまいます。
この他、一目均衡表の重要な様子としては転換線と基準線の位置関係です。
一目均衡表で中間線は中期のトレンドを示す線です。したがって中間線が上向きの場合には上昇トレンド、下向きの場合には下落トレンドを表しています。
一目均衡表の転換線は基準線とぶつかることで転換点を表すようになっています。
したがって転換線が基準線よりも上に抜けると上昇トレンドになり、下に抜けると下落トレンドになるのです。これらの他にも一目均衡表の遅行スパンの位置関係から相場を見ることもできます。
例えば遅行スパンというのは、当日の終値を26日前にさかのぼって記録することができます。
チャートにおいてこの遅行スパンが26日前のローソク足を上回るときには強気の相場となり、逆に遅行スパンが26日前のローソク足を下回るときにには弱気の相場への転換が予想されるといわれています。
一般的に一目均衡表は複雑ですが、ポイントだけを抑えておくと活用できます。
一目均衡表は国内だけに限らず、海外のトレーダーの間でも人気の高いテクニカル指標となっています。